こんにちは。【あきばれホームページ 】歯科事業部長の長谷川です。
先日いただいた、先生からのご相談です。
求人媒体(グッピー、Indeed、ジョブメドレー、他広告各社)を利用しましたが応募数が極めて少なく、直近では高額な人材紹介エージェントに頼ることになりました。
エージェントに頼み、結局相手の条件を取り入れ採用に至りましたが、医院に全く馴染めず、指導をしたら4ヶ月で退職願を出されてしまいました。
歯科衛生士をなかなか採用できないから、仕方なく人材紹介サービスに頼る。人材紹介の紹介料は安くても20万円〜。高いものだと採用した人材の年収の25%〜30%。年収が400万円だったら紹介料は100万円にもなります。3か月以内の早期退職の場合は返金されますが、よくあるのが3か月以上6か月以内の退職です。3か月を過ぎてしまえば1円も返金されません。
これはツライ・・・ですよね。私も過去に紹介料を90万円支払った人材に半年で辞められてしまった経験があるので、先生のツライお気持ち、よくわかります。私はそれ以来、
人材紹介エージェントを使わずに、どうしたら歯科衛生士を採用できるのか?
試行錯誤を続けてきました。そして、その方法を見つけることができたここ数年は、人材紹介エージェントを使わずに歯科衛生士を採用しています。
2021年の当社の採用実績は、以下のとおりです。人材紹介エージェントは一切使っていません。
冒頭でご紹介した、4か月で退職願を出されてしまった先生の声。これは珍しい話ではなく、「よくある話」「歯科あるある」だったりします。
「人材紹介だから」なのか、そこの因果関係はなんともいえません。でも、人材紹介だろうがそうでなかろうが、「すぐ辞める」スタッフがいるのは事実です。
歯科衛生士の有効求人倍率は20倍(※)を超える売り手市場ですから、就職先はいくらでもある選びたい放題の状況。「思っていた職場と違う」と思えば、すぐに辞めてしまうのです。
(※)新卒歯科衛生士の有効求人倍率
すぐに辞めてしまう理由は、「入社前に思っていたのと違う。こんなはずじゃなかった」これが大半です。
たとえばこんな風に、入社前のイメージと実際の職場に乖離があると、すぐに辞めてしまう要因になるのです。
歯科衛生士さんは求人情報を見て、「この歯科医院は、こんな感じなのかな?」とさまざまな想像をします。情報が少なく具体的なイメージができない医院であればあるほど、「きっと◯◯だろう」「きっと◯◯なんだろう」と、勝手に想像されてしまいます。この想像の余地が大きければ大きいほど、実際の医院と乖離してしまいやすく、「思っていたのと違う」が起こりやすくなります。
医院見学は来るのにその後の応募がない、という医院も、求人情報を見て抱いていたイメージと見学した時の様子に乖離があることが原因かもしれません。
「思っていたのと違う」を起こさないためには、とにかくたくさんの情報を求職者に提供することです。情報が少ないと勝手な想像をされてしまいますから「ここの医院は●●なんだ」という具体的なイメージを持てるように、医院のことを詳しく知ってもらうのです。医院のことをよくわかった上で入社すれば「思っていたのと違う」という退職は、グッと抑えることができます。
どうしたら早期退職の少ない採用ができるかを解説した無料セミナーを開催しています。
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