「歯科SEO」とは、単に検索順位を上げるテクニックではありません。ホームページを使って歯科医院の周辺地域の患者さんを集患し、医院経営を成功に導くための重要な7つのポイントから成る、戦略的な取り組みです。
この記事では、1,200医院以上の実績を持つSEO対策の専門家が、その具体的な答えを初心者にも分かりやすく解説します。
もし、先生の医院の新患数が伸び悩んでいるとしたら、そもそもSEO対策自体がきちんと行われておらず、検索順位が低いせいかもしれません。弊社では、検索順位が上がらない原因を調査する無料のSEO診断を行っていますので、よろしければお申し込みください。
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SEO対策で上位表示を狙うキーワードとして、何を選ぶのか?実は、SEO対策で一番大切なのがこのキーワード選びです。ここを間違えると、SEO対策はしたけれど、集患には繋がらなかった、という結果になりかねません。
キーワードは、
この2つを満たしているものを選ぶ必要があります。
そもそも患者さんが検索しない言葉では、たとえ1位になったとしてもホームページのアクセスを増やせません。
また、患者さんが検索する言葉だとしても、来院に繋がらない言葉では、集患にはなりません。
たとえば「歯周病」というキーワードはたくさんの患者さんが検索する言葉ではあるのですが、「歯周病」で検索する人は、歯医者さんを探しているわけではなく歯周病についての広い知識を集めている人が多いので、来院には繋がりにくいのです。
患者さんが検索する言葉で、かつ来院に繋がる言葉を選んで、SEO対策は行う必要があります。
もし先生の医院のホームページが、検索順位で上位にランクインしているのに、患者さんが増えていないなら、「集患に繋がるキーワード」で上位表示していない可能性があります。
弊社では、SEO対策をしているキーワードが適切かどうかをお調べする無料のSEO診断を行っていますので、よろしければお申し込みください。
歯科医院は地域密着型のビジネスですから、周辺地域にお住まいの患者さんが検索しそうな言葉を選ぶのがおすすめです。
例えば、東京の品川にある歯科医院なら、「品川+歯医者、歯科」や「品川+歯周病」といった地域名や治療名を組み合わせたキーワードが挙げられます。
歯科医院の集患につながりやすいキーワードの例をまとめましたので、よろしければ参考にしてください。
地域名(駅名や市区町村名) + 歯医者、歯科 | 品川 歯医者 |
---|---|
診療時間 | 品川 歯医者 日曜 |
患者さんのニーズ | 品川 歯医者 痛くない |
場所の詳細 | 品川 西口 歯医者 |
料金関連 | 品川 歯医者 安い |
指名検索 | ●●歯科医院 |
弊社では、先生の開業地域や集患したい治療など、歯科医院の特色をヒアリングしながら、キーワード選びのお手伝いをしています。
SEO対策ができる歯科医院のホームページ制作やリニューアルにご興味がございましたら、以下のページをご覧ください。
さて、Googleは「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」という手引き書を公開しています。この手引き書で、Googleが推奨するSEO対策を教えてくれているのです。
SEOで上位表示をするためには、この手引き書に則って、Googleに好まれる(Googleが評価してくれる)構造でサイトを作ることが重要になります。
技術的なお話しを省いて簡単に言うと、
Googleが好むサイト=患者さんが使いやすいサイト
です。
サイトのユーザー(つまり患者さん)が、求めている情報にすぐにアクセスできるような使いやすいサイトが、Googleが好むサイトなのです。
具体的に言うと、
このようなサイトを作ると、患者さんにとってわかりやすいですし、検索エンジンにとっても各ページの内容を理解しやすく、評価が上がりやすいのです。
SEOで上位表示をしたいなら、治療や症状ごとに専用のページを作った方が良いでしょう。
よく、「診療案内」というページを1ページだけ作って、医院で行っている治療をずらっと並べているサイトがありますが、この作り方はSEOでは不利になります。
また、虫歯治療や歯周病治療、義歯治療をまとめて「一般歯科」というページにしているサイトも見かけますが、これもSEOでは不利で、もったいない作り方です。
実は、上位表示できない歯科医院のホームページの多くがこのパターン。
先生の医院のホームページの順位が低いのは、これが原因かもしれません。検索順位が上がらない原因を調査する無料のSEO診断を行っていますので、よろしければご利用ください。
では、治療や症例ごとに専用ページを作成するというのは、具体的にどういうことなのでしょうか?
たとえば、先生の医院の診療メニューに「虫歯治療」「歯周病治療」「入れ歯治療」「小児歯科」「予防歯科」「インプラント」「審美歯科」「ホワイトニング」「矯正歯科」「口腔外科」があったとします。
それならば、一つひとつの診療メニューに対して、個別にページを作った方がSEOで有利になるのです。
こうすることで、サイト全体のSEOパワーが強くなるだけでなく、「地域名 +虫歯治療」「地域名 + 歯周病治療」「地域名 +小児歯科」「地域名 + 審美歯科」などの各キーワードで検索されたときに、上位表示されやすくなります。
さらに、治療や症状ごとに専用のページを作るのはSEOのためだけでなく、患者さんのためにもなります。ページごとに治療や症状の情報が整理されていると、患者さんはすぐに自分が知りたい欲しい情報にたどり着けて助かるからです。
検索エンジンは、患者さんが使いやすいサイトを高く評価しますから、上位表示にも良い影響があります。治療や症状ごとに専用のページを作るのは、まさに一石二鳥の施策です。
ちなみに当社では、以上の理由から治療や症状ごとにページを分けて作成する、ホームページ制作サービスをご提供しています。歯科医院のホームページ制作やリニューアルにご興味がございましたら、以下のページをご覧ください。
YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略で、人の生活や財産に大きな影響を与える情報のこと。医療や法律、金融などの情報がこれに当てはまり、医療である歯科治療もYMYLにあたります。
歯科治療に関する情報は、患者さんの健康や生活の質に直接影響を与えるため、YMYLコンテンツとして特に慎重に取り扱うよう、Googleに求められています。
簡単に言うと、SEOで上位表示をするために、医学的な根拠がない虚偽情報が混ざったような粗悪なコンテンツを作ってはいけない、ということです。
歯科に詳しくないホームページ制作業者が、悪気なく虚偽の情報が含まれる粗悪なコンテンツを量産したりすると、Googleから評価を下げられ、検索の順位の下落を招いたり、下手をするとペナルティを受けて検索結果に表示されなくなることがあります。
そのため、歯科に詳しくない業者にSEO対策を丸投げするのはおすすめできません。SEO対策を業者に頼むにしても、歯科医療に詳しい会社にした方が安心です。
なお当社では、歯科医療の専門知識を持った歯科衛生士有資格者が、ホームページの制作を担当し、SEO対策を行っていますのでご安心いただけることと思います。詳しくは以下のページをご覧ください。
続いては「E-E-A-T」です。これもSEOの専門用語で、Googleの「検索品質評価ガイドライン」に提示されています。
E-E-A-Tとは、「Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authority(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)」を患者さんが感じられるかどうか?ということ。感じられるサイトの方が、SEOでは有利になります。
歯科医院のサイトでE-E-A-Tを高めるためには、以下のような方法があります。
謙虚な先生ほど、「自分の経歴を載せるのは恥ずかしい」などとおしゃるのですが、検索エンジンはその記事を書いたのが(監修したのが)誰なのか?を重視し、より専門性や権威性が高く、信頼できる人物のサイトを評価します。
恥ずかしがらずに、先生の専門性をサイトでアピールしていくことが重要なのです。
実は、上位表示できない歯科医院のホームページの中には、「院長プロフィールページ」の内容が薄いケースが少なくありません。
もし、このプロフィールページで大丈夫かな?とご不安でしたら、検索順位が上がらない原因を調査する無料のSEO診断を行っていますので、よろしければご利用ください。
サイトで専門性や権威性をアピールしていこう!となった時に問題になるのが、医療広告ガイドラインです。単純に専門性や権威性をアピールしようとすると、医療広告ガイドライン違反になってしまうことがあります。
医療広告ガイドライン違反にならないように、E-E-A-Tを高めなければなりません。
SEO対策を業者に任せる場合は、「医療広告ガイドライン」を熟知した業者にした方が安心でしょう。
なお、当社でホームページを制作する場合は、医療広告ガイドラインに準拠した制作が可能です。ネットパトロールや保健所の審査をパスした実績が多数ありますので、ご安心いただけると思います。詳しくは以下のページをご覧ください。
検索エンジンは、「検索キーワードとウェブページの関連性」をウェブページの中に含まれている単語を分析して判断します。
そのため、「品川 歯医者」というキーワードで上位表示したいなら、「品川」「歯医者」というキーワードをページの中に含めなければいけません。
「品川」「歯医者」というキーワードが含まれていなければ、「このページは、キーワードと関連性がない」と判断されてしまうからです。
特に、検索エンジンが重視している以下の場所には、必ずキーワードを含めましょう。
特に、検索エンジンが重視している以下の場所には、必ずキーワードを含めましょう。
ただし、キーワードを含めれば含めるほど上位表示しやすい、というわけではありません。不自然にキーワードを詰め込めば、逆にペナルティを受けて順位を下げることもあります。
ホームページを作成する際に、文章を執筆してくれるライターが、こうしたSEOの勘所を押さえているかどうか、もSEO成功の成否を分けますから、業者選びの際には、「SEOを踏まえたライティングやサイト制作ができますか?」と確認することをおすすめします。
当社のライターは歯科医療の知識もSEO対策の知識も併せ持っており、多くの先生方からご好評いただいています。
SEO対策を踏まえたライティングができる歯科医院のホームページ制作や、リニューアルにご興味がございましたら、ぜひ以下のページをご覧ください。
Googleが評価しているのは文字情報です。よく、「文字なんかどうせ読まれないから、なるべく文字は少なくしたい」とおっしゃる先生がいるのですが、SEO対策の観点からはおすすめできません。
Googleに評価してもらうためには、文字量のある、良質なコンテンツが不可欠なのです。
しかし、文字が多いだけで見づらい(読みにくい)コンテンツは、Googleも評価しません。文字が多くても読みやすいコンテンツを作りましょう。
文字量が少なすぎたり、読みづらかったりすることが原因で、検索順位が上がらないこともあります。もし、「うちのサイトは大丈夫かな?」とご不安でしたら、検索順位が上がらない原因を調査する無料のSEO診断を行っていますので、よろしければご利用ください。
なお当社で歯科医院さまのサイトを制作する際は、適宜、見出しを入れ、段落を作り、画像を入れる等の工夫をし、患者さんが読みやすいコンテンツ作成を心がけていますのでご安心いただけるかと思います。
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Googleは、別のサイトに掲載された先生の医院サイトへのリンク(被リンクといいます)を、評価します。質の良い被リンクを多く獲得することで、上位表示しやすくなります。
しかしここで重要な注意点が。SEO業者にお金を払って被リンクを増やすことをGoogleは禁止しています。かえって逆効果になりますので注意が必要です。
検索順位が上がらないとお悩みの歯科医院でよくあるのが、過去にSEO業者が増やした被リンクが原因で、ペナルティを科されているケース。もしご心配でしたら、検索順位が上がらない原因を調査する無料のSEO診断を行っていますので、よろしければご利用ください。
ここからは、Googleにペナルティを科されない、被リンクの増やし方をご紹介していきましょう。
ポータルサイトからの集患(送客)を目的に、「EPARK歯科」や「歯医者さんネット」に登録している歯科医院もあるかと思います。
実はこのポータルサイトへの掲載で、被リンクを増やすことができますのでおすすめです。
歯科のポータルサイトは、無料で登録できるものもたくさんありますので、登録することをおすすめします。
なお、当社でホームページを制作する場合は、いくつかのポータルサイトへの登録代行もさせていただいています。
ユーザーインタビューやお客さまの声に協力して、企業のサイトからリンクしてもらう、というのも良い手段です。
ユーザーインタビューやお客さまの声を集めたい企業は多いですから、先生の方から協力するからリンクしてと頼めば、大喜びの企業も多いと思います。
なお、当社も制作実績としてユーザー医院さまを紹介する際は、必ずリンクをさせていただいております。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録して、正確な情報を提供することは、SEOでも有利に働きます。
ポイントは、
となります。ご自身でも簡単にできますので、ぜひ自院のビジネスプロフィールを見直してみてください。
なお、当社でホームページ制作を行う場合、Googleビジネスプロフィールの登録代行も行っています。
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ホームページは一度作成して終わりではなく、定期的にコンテンツを更新して最新の情報を提供することが重要です。
SEOで上位表示できたとしても、更新をやめて何年もほったらかしにしておけば、検索順位はいずれ下落してしまいます。
しかし、ただやみくもに更新すれば良いというわけではありません。ここでは、多くの歯科医院が陥りがちな更新の間違いと、本当にSEO効果のあるコンテンツ更新について解説します。
歯科医院のブログやコラムでは、「正しい歯の磨き方」「フロスの使い方」「虫歯の原因とは?」「歯周病の進行プロセス」「ホワイトニングの種類」といった、お口の健康に関するテーマがよく選ばれます。
しかし、こうしたお役立ち情報は、内容が一般論に終始してしまいがち。他の多くの歯科医院サイトにも同じような内容の記事が存在するため、Googleからは「独自性のないコンテンツ」と見なされてしまいます。
考えてみてください。
自院ならではの特別な歯磨き方法があるわけではありませんし、虫歯の成り立ちや歯周病のメカニズムに医院ごとの違いはありません。
そのため、どうしても他院のサイトや既存の情報をまとめただけのような、独自性のない内容になってしまうのです。
現在のGoogleは、
書き手の独自の視点や一次情報(経験)に基づいた、専門性の高いコンテンツ
を非常に重視しています。そのため、独自性のない一般論をいくら書いても、Googleから評価されず、SEO効果は期待できないのです。
では、どのようなコンテンツを更新すれば良いのでしょうか。
当社が強く推奨しているのは、「治療に関するコンテンツ」を定期的に追加していくことです。
治療に関する内容であれば、医院独自の工夫やこだわり、治療ポリシー、導入している設備、得意な手技といった「他院との違い」を明確に打ち出すことができ、コンテンツに独自性を持たせやすくなります。
例えば、以下のようなテーマです。
診療科目ごとに1ページではなく、治療の内容を細分化した上記のようなコンテンツを作っていくのです。
こうした治療に関するコンテンツは、歯科医師としての専門性や医院としての信頼性をアピールすることに直結します。これはGoogleが重視する評価基準 E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を高める上でも、効果的です。
ブログやコラムという形式にこだわる必要はありません。「治療に関する質の高いページ」を増やしていくことがSEO対策となるのです。
ブログやコラムの作成を外部の業者に依頼している歯科医院も少なくありません。
しかし、これもまた大きな落とし穴です。
業者が書けるのは、結局のところインターネットで調べれば分かるような「一般論」ばかり。院長先生が持つ独自の治療哲学や、現場での細やかな配慮、患者さまへの想いといった、医院の真の価値をコンテンツに落とし込むことはできません。
結果として、お金をかけて独自性のない記事を量産しても、ほとんどSEO効果が得られないという状況に陥ってしまいます。上位表示を目指すのであれば、一般論のコラムやブログをいくら増やしても意味がないのです。
なお、当社では「治療に関する質の高いページ」を作成することで、SEO対策を行う、成功報酬型SEOサービスをご提供しています。ご興味ありましたら、以下のページをご覧ください。
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弊社のSEO対策付きの歯科専門ホームページ制作については以下のボタンをクリックして詳細をご覧いただければと思います。
こうした成功事例のように、上位表示を実現したい先生は、ぜひ無料のSEO診断をご利用ください。
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このページでは、2025年最新の歯科医院に特化した「SEO対策」について、お話ししてきました。
SEOで上位表示できれば、地域の患者さんに先生の医院のホームページを見つけてもらいやすくなり、集患につながります。
ご紹介したポイントを踏まえて、ご自分でチャレンジするも良し、歯科に詳しいウェブ制作会社やSEO業者に頼むも良し、SEOに取り組んでみていただければと思います。
なお、当社【あきばれホームページ】でも、歯科専門のSEO対策サービスをご提供しております。ご興味ありましたら以下のボタンを押して詳細をご覧ください。
先生のホームページがSEOで上位表示できないのは何故なのか?どうしたら上位表示できるのかを診断する、SEO診断を実施しています。無料ですのでぜひお申込みください。
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あきばれホームページ歯科事業部長/歯科衛生士/全日本SEO協会認定 SEO検定1級
歯科専門のホームページ制作・WEBマーケティング支援に17年に渡って従事。これまでに1,200件以上の集患サポート実績を持ち、特に歯科医院のSEO対策に精通。
「歯科医院の魅力や強みを正しく、わかりやすく伝える」ことを大切にし、歯科衛生士の専門知識を活かしたコンサルティング・ライティングを行っています。
現在、あきばれホームページ(株)WEBマーケティング総合研究所) 主席コンサルタント。
ホームページ制作を担当した歯科医院さまの声です。
総合歯科・矯正歯科・小児歯科
もじり歯科クリニック
院長 湯淺徹 先生
総合歯科・歯周病専門医・インプラント
医療法人つゆくさ歯科医院
院長 小塚義夫 先生
総合歯科・小児歯科・小児矯正・義歯治療
ささがわ歯科クリニック
佐々川毅 先生
総合歯科・義歯治療・予防歯科
桂歯科医院
院長 畑中 理 先生
総合歯科・口腔外科・予防歯科・義歯治療
みどり歯科医院
院長 佐藤勤一 先生